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サークル紹介 演劇サークル

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迫真の演技

 映画を作ろう!という一言から始まった今回の制作。演劇サークルは長期休み返上で、撮影に取り組んでいる。ストーリーは、1本の筋が通ったものだが、オムニバス形式でシーンごとに主役と話のテーマが移り変わっていく。部員6人全員が1度は主役を務めるというわけだ。

 撮影前、和気あいあいと明るく台本合わせをしていたが、「スタート」の掛け声と同時に空気が変わった。台詞を読み上げる瞳、細部まで気を配った声のトーン、その表情はプロ顔負けだ。そして、1シーンごとの入念なカメラチェック。「わざとらしい演技になってない?」、「声は聞き取りやすいかな」、「目線は大丈夫?」、気に入らない部分は何度でも繰り返し演技する。取材にお邪魔した時は、転ぶシーンの真っ最中だった。幾度となく転ぶ役者。激しく倒れる光景に圧倒されたが、これくらいは日常茶飯事だという。

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カメラチェック中
 「NG集作ったらかなり笑えると思うな。この間なんか、take20以上記録しちゃった」。

 楽しみながら作り上げる感動が、メンバーの心を駆り立てるのだろう。がんばる彼女たちにエールを送りたい。

(河合悠美子)

【第4号 2005年04月05日】


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