2004年度卒業式 164人が新たな旅立ち
自分の決めた道を進んで行きたい
総代は川島由美子さん
自分が決めた道を、進んで行きたい―静岡英和学院大学、短期大学部の卒業式が、三枝講堂で行われた。
この日卒業したのは、人間社会学科の編入生22人、短大部現代コミュニケーション学科78人、食物学科64人の計164名。
土砂降りの雨にも関わらず講堂いっぱいに詰めかけた父母や辻昭理事長、望月秀城後援会会長、馬渕みどり同窓会会長らの来賓、教職員が参列した。
式典は、賛美歌が全員で、宗教主任の清水光雄教授によって聖書が朗読され、終始厳粛な雰囲気の中で執り行われた。
三浦学長は「2年前に入学式で私は『みなさんに静岡英和丸という船の乗船チケットを配布します』と申し上げました。みなさんは、このチケットで学べる総てのことを修め、今日船を下りることになりました。それぞれの道を歩み始める長いたびに幸あらんことを祈念し、門出の言葉を贈ります」と述べ、「May God with us, always and forever(神我らと共にあらんことを、いかなる時も、とこしえに)」と送辞を結んだ。
卒業生を代表して、川島由美子さん(食物学科)は、「多くの困難を共に学ぶ友人たちがあったからこそやってこれた。先生、友人と分かれるのは寂しく、今まで以上に困難があると思うが、自分が決めた道を進んで行きたい」と固い決意を述べた。
講堂から出る際に、同窓会の先輩から赤いバラ一輪が贈られ、卒業生は晴れやかな笑顔で旅立った。
(鈴木明哲)
【第4号 2005年04月05日】
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