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マナー違反者増える

 みなさんお気づきだろうか、この4月からの変化に。最近学内を歩いていると、缶ジュースやタバコの吸いがらなどのごみが目立つ。

 毎日清掃のおばさんが回収しているのだが、時間が経つとまた元通り。 これに見かねて職員や学生、先生方の有志が定期的に清掃活動を行っているが、それでも目に余る。カラスがごみ袋を荒らすという被害も出ている。

 ここまでくると、「カラスが味を占め、食べ物や飲み物を持っている学生を狙うようにならないか」ということも心配される。

 吸いがらの問題も深刻だ。学生も1年から4年生まで、今では約千三百人余りいる。喫煙する学生も、以前より多く見かけるようになった。

 問題なのは、悪質なマナー違反者。最近では、植え込みにまで火のついたタバコが捨てられていた。捨てている者は、何も考えずやっているのだろうが、だれが掃除をするのか考えてほしい。このままでは「学内全域禁煙」にしたほうが良いのではないか、という声すら挙がっている。

 言わずもがなだが、本当に大事なことは人の身になって考えるということだ。今こそ学生のマナーが試される。      

(鈴木明哲)

【第5号 2005年07月22日】

 


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