大学完成年度を迎えて
創立118周年記念式
11月26日、学院創立118周年記念式が三枝講堂で執り行われた。辻昭理事長、望月秀城後援会会長、馬渕みどり同窓会会長らの来賓や教職員、大学・短大部の1年生が参列した。
第1部の式典で三浦正学長は、「よき学び手と指導者に恵まれ、大学完成年度の今日を迎えました」と式辞を述べた。また、「人々への奉仕は神を讃える行為。それによって支えられているところに『愛と実践の奉仕』が活きてくる」と、建学の精神を改めて打ち出した。
第2部の講演会では、青山学院大、宮崎大などで生命倫理を教えている野村祐之さんが招かれ、「命(い・の・ち)の輝き、それは愛」と題して約1時間半、講演を行った。
野村さんは、学生らに隣同士で手をつなぐように指示。「そこでお互いがすぐに『手をつないでもいい』と感じたなら、その人とはもう友達です」と述べ、「友達とは手を取り合って、助け合うもの」と説いた。
また、人間は土のチリから作られたという聖書の言葉を引用し、「人間は泥まみれの存在。だが、そこにかけがえのない命を吹き込まれた。今こうして、呼吸ができていること自体が祝福なのです」と命の尊さを訴えた。
(鈴木淳博) 【第6号 2005年12月19日】
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