サッカー部 全国大会で活躍
PK戦で関東学院大を破る
6月25・26日の2日間にわたり、山中湖畔のサッカーパークで、全国の57大学が集まった大会第23回チャレンジサッカートーナメント「LAKE YAMANAKA CUP」が開催され、英和大サッカー部は28チーム中13位の好成績を収めた。
大会初日の2回戦、関東学院大「F.C.MATADOR」と激しいPK戦を繰り広げ、7対6で決着をつけ、待望の全国大会で初勝利を飾った。
第23回「LAKE YAMANAKA 杯」 28チーム中、堂々13位
全国の大学のサッカー部・サークルが集い日本一を競う第23回チャレンジサッカートーナメント「LAKE YAMANAKA CUP」大会が6月25、26日両日、30度を超す猛暑の山中湖畔で開かれた。
今大会に参加したのは57チーム。抽選でA、B二組に分かれて予選、決勝トーナメントを行い、英和大はB組28チーム中の13位と大健闘した。昨年に続き、全国大会出場という経験を生かし、英和大イレブンは初めから好調で、チームワークと得意の攻撃力で堂々と予選を突破。決勝トーナメントでも早大、国学院大を破って波に乗ったが、決勝戦では強豪の帝京大に0―1で惜しくも敗れた。
英和大のスポーツ部・サークルで全国規模の大会に出場したのは、サッカー部が初めて。しかも関東の有名大学とも堂々と渡り合い、予選・決勝トーナメントで3勝を上げたのは、あっぱれな快挙である。他のスポーツ関係の部のサークル活動にも大きな刺激と勇気を与える、大健闘ともいえよう。
部長の藁科圭祐君(人間社会3年)は「全国一勝は長かったけれど、チームのみんなが勝利に導いてくれた。本当に良かった、うれしい!」と勝利の喜びにひたっていた。
守護神・石川が再三の好セーブ
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大健闘したサッカー部員の勇姿(6/25、山中湖畔) |
新聞部が取材した初日の予選リーグの相手は中央大学。試合早々は中大の波状攻撃にさらされたが、守護神のキーパー石川が再三の好セーブ。前半25分には逆襲に転じた英和大が佐藤(俊)のゴールで先制。試合の流れが変わったかに見えた。後半8分、中大の激しい攻めにゴールを許して同点に。その後、中大の度重なるコーナーキックなどの猛攻撃をしのいだが、結局PK戦の結果1―3で敗れた。
二試合目の関東学院大は、英和大が開始早々から攻め込み一方的な展開。しかし一瞬のスキを突かれて先取点を許す。前半は0―1で終了。英和大は後半8分、相手の反則によるセットプレーから宮下が絶妙な同点シュート。さらに14分には、松浦が勝ち越し点を上げた。しかし勝負が決まったかに見えた土壇場で、関東学院大にシュートを決められ同点に。またしてもPK戦。すぐに決着がつくと思われたが、10人蹴っても決着がつかない。場内がざわつき始めた12人目で英和大がキックを決め、接戦を制した。
猛暑にも負けず、死闘を勝ち抜いた選手たち。文句なしにカッコいい。特に彼らの真剣な眼差しは、チームの結束の証しでもある。強豪に立ち向かって、雄々しく戦った英和大イレブンに乾杯! (石田恵理・河合悠美子)
【第5号 2005年07月22日】
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