「卓球ずっと続けます」
熱意を力に 小泉菜美さん(食物学科1年)
名誉会長杯争奪卓球大会
予選リーグ
▽Aブロック
愛工大A3‐0東海連盟
静 大2‐3東海連盟
愛 大 B0‐3東海連盟
決勝トーナメント
▽1回戦
岐 聖 大3‐0東海連盟
11月12日、名古屋市名東スポーツセンターで名誉会長杯争奪卓球大会が行われ、小泉菜美さんほか他大学の3名で構成される東海学生連盟が、初出場ながら決勝トーナメントへ駒を進める快挙を成し遂げた。決勝では、強豪の岐阜聖徳学園大学に惜敗したが、「のびのびとプレイでき、良い試合だった」とルーキーの小泉さんは語った。
彼女が卓球と出会ったのは小学6年生の時。それまでは、体操を7年やっていた。「常に危険を伴う競技に恐怖心を持ちました。そんな時、姉が通っていた卓球のスポーツ少年団を見学したんです。すぐに興味を持ちました」。
愛ちゃん人気で、卓球ブームの昨今。オリンピック種目にも加わり、いま注目されるスポーツだ。 「テレビで見るより、実際にプレイする方が断然楽しいです。大会では、小さい子からお年寄りの方まで卓球を楽しんでいますよ。年齢層の広いスポーツだから、ますます盛り上がって欲しい」
最も辛かったのは、高校時代。顧問の先生が厳しくて卓球が嫌になることもあったという。
「でも、高校時代あっての今の私。だから卓球を通じて出会えた人には感謝しています」
今大会について、「対静大戦は責任重大でした。なにしろ2‐2で自分の順番が回ってきたので、何が何でも負けられないという気持ちでした。決勝に進めた喜びは大きいです」と笑顔で試合を振り返った。
「卓球はずっと続けます!長年スポーツに関わった人間なので、将来も関連する仕事に就きたい。勉強した知識を生かしてスポーツ栄養の道も考えています」
試合前の願掛けは一切しない。「勝ち負けは自分次第ですよ」。卓球への熱意からは、彼女の芯の強さを感じた。
(河合悠美子)
【第6号 2005年12月19日】
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