49%が「小泉支持」
参院選アンケート
質問と回答
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1273名中
有効回答数853名
選挙権 有 273名 無 580名
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調査方法:大学・短大の学生全員に対し、6月中旬にアンケート調査を行った。有効回答は853件、回答率は67%。
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問1 選挙権がある人。今までに選挙に行ったことは?
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ある 40% ない 60%
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問2 問1でないと答えた人。なぜ、行かなかった?
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興味がない 18%
面倒だから 7%
当時、選挙権がなかった48%
その他 23%
無回答 4%
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問3 選挙権がない人。20歳になったら、選挙へ行きたい?
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行きたい 57%
行きたくない 39%
無回答 4%
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問4 問3で行きたくないと答えた人。なぜ、行きたくないの?
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興味がない 51%
面倒だから 29%
忙しい 4% その他 9%
無回答 7%
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問5 全員。いまの小泉内閣を支持しますか?
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支持する 49%
理由 今まで手付かずにされた問題を取り上げた 他にふさわしい人がいない 他
支持しない 42%
理由 アメリカ追従の姿勢に反対 信用できない 他
無回答 9%
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問6 選挙権がある人。7月11日の参議院選挙に行く?
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行く 65%
行かない 30%
無回答 5%
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問7 問6で行かないと答えた人。なぜ、行かない?
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興味がない 28%
面倒だから 9%
忙しい 43%
その他 17%
無回答 3%
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問8 全員。参議院選の争点は何?
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イラク問題 18%
理由 自衛隊派遣について
年金問題 56%
理由 自分の将来に関係がある
日朝正常化問題 14%
理由 拉致問題
その他 6%
無回答 6%
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問9 全員。どの政党を支持する?
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自民39%
公明 4%
民主 18%
共産 5%
社民 1%
その他 17%
無回答 16%
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政治に無関心ってどこのこと
今回は参議院選挙を目前に、本学の学生の政治意識を知るために、アンケート調査を行った。まず、「選挙権がある人」は全体の22%、そのうち過去に投票に行った事のある人は40%、ない人は60%。選挙に行かなかった理由では「選挙権がその当時なかった」が過半数近くを占めているが、「興味がない」「めんどうだから」が25%も。選挙権のない人は全体の45%で、「将来選挙に行きたいか」との質問に、行きたい答えた人が57%、行きたくないが39%。理由では「興味がない」が51%で、トップを占めている。
小泉内閣について学生はどう評価しているのか。「小泉内閣を支持する」が49%で、「支持しない」42%を上回った。支持する理由の多くが他にふさわしい人がいないという答えが多く、問題点が多くあるけれど、今の日本を引っ張っていくリーダーは小泉首相以外に考えつかないということか。反対に支持しないと答えた人の多くが、イラクへの自衛隊派遣や拉致問題などに見られる政府の米国への追従姿勢に疑問を感じている。そう答えた人が小泉内閣を支持しないと回答している。
注目される十一日に、投票に行くと答えた人は65%で、行かないと答えた人30%の2倍近くにも。行かない理由は、「忙しい」(43%)、「興味がない」(28%)、「めんどうだから」(9%)の順。政治家の不祥事が続き、政治不信が深まっている中、選挙に行くと答えた人が65%を占めたことは驚きだ。
自民支持は民主の2倍
今回の参院選の争点として「年金問題」が56%で圧倒的トップ。その理由の多くが、自分の将来に関係あることだからと答えている。「イラク問題」や「日朝正常化問題」のように、他国と関係する問題よりも国内問題を最優先に解決すべきであると感じていることが読み取れる。
各政党の支持率についての結果は、自民党が39%と断然一位で、公明党4%、民主党18%、共産党5%、社民党1%を大きく引き離している。このところ「民主支持」が増えている新聞各紙の世論調査結果とは大きく異なり、支持が民主支持の倍以上もいたことは驚きである。なぜここまで自民党を支持する人が多くいたのか、疑問も残る。今回の調査を通して、一般的には若者は政治に関心を持っていないと言われているが、静岡英和学院大学の学生に関する限り、政治に関心を持っている人が多くいることが明らかになった。
(磯野 亮)
【第2号 2004年07月07日】
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