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「古紙を手製のメモ帳に」

回収に励む・ミリュー

 ミリューはフランス語で「環境」という意味。 昨年十月ごろ清水光雄先生の授業中に自らが提案した。もとはボランティアの集まりだったが、人数が多くなったためにサークルとして活動を始めた。当初五人のメンバーは現在では十一人。

 責任者は藤田清美さん(人間社会学科二年)。主な活動内容は、コピー機前にある回収ボックスからの古紙の回収および分別・束ね作業。一部の古紙に関しては手製のメモ帳などにし、三浦学長をはじめ少数にではあるが配布している。その他の活動として、楓祭では清掃活動をする予定。

 回収した古紙は倉庫が満杯になり次第、NPO法人「ポコ ア ポコ」に引き取ってもらい、トイレットペーパーや紙紐に変えている。

 藤田さんは今後の目標について、「現在行っている活動の充実と発展です。サークル自体があまり知られていないので、知名度を上げて多くの人に有効活用してもらいたい」と語ってくれた。知名度の向上に向けての活動を近々起こすという。

 サークルからの要望として、必要以上の大量印刷、ビニールなど紙以外のもの、履歴書のような個人情報が記載されている書類を捨てるのを控えてほしい。紙であれば駄菓子などの箱も回収対象だ。

 活動場所は、N101教室の右廊下側にある倉庫。「ワキアイアイとみんなで楽しくやっていますので、興味のある人はどうぞ」。

(倉田信宣)

【第5号 2005年07月22日】


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