「ナマの頑張り、発信できたよ」
安達実行委員長インタビュー
みなさん今年の「楓祭」の感想は?男女共学の四年制に移行して、四学年そろった初の文化祭。「四回目の今年、ようやく今後の文化祭を行っていく大事な土台づくりができた」と語るのが、文化祭実行委員長を務めた人間社会学科三年の安達俊秀さん。
今年は昨年までとは一味違う。例えば、新しい試みとして、K‐MIXを招いての公開生放送が行われた。
「賛否両論あったが、県下に英和をアピールするとともに、学生の生の頑張りを発信することができてよった」
「みんなに愛される身近な委員長を目指した」というが、実際やってみると、苦悩の連続。全体の仕事をみながら、まとめることの大変さが身にしみ、理想の委員長像に近づくことは容易ではなかったという。
昨年の文化祭は実行委員が主体となることが多かった。実行委員の在り方について学生達から疑問や問題点が指摘された。そのため「今年は学生主体ということを意識し過ぎた。その結果、やりたいことではなく、やれることを探してしまった」との反省も。
二年連続して務めた実行委員長。その自己評価は?
「気遣うことの大切さ、目先の欲に弱い自分にも気づくことができた。学内外の大勢の人たちとも知り合い、関わることができたのはよかった」と語り「みんなに感謝したい。来年はもっとよい文化祭を作り上げて欲しい」と結んだ。
(稲葉なつみ・平賀真弓) 【第6号 05年12月19日】
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