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風化させるな・戦時下の静岡

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1945年6月20日、大空襲を受け、焼け野原となった静岡市。犠牲者は約2千人に上る(写真提供:静岡平和資料センター)

 太平洋戦争終結から8月15日で60年。われわれ学生にとって戦争は遠い昔になりつつある。

 しかし現在の日本はイラク自衛隊派遣、憲法改正問題など、戦争が他人事とはいえない状況に置かれている。さらに7月7日にはロンドンで同時多発テロが起きた。今や世界全体が、再び「戦争・平和とは何か」を考え直す時期に来ているのではないか。

 新聞部は戦争体験者や研究者たちを集め、「風化させるな・戦時下の静岡」と題する特集を組んだ。戦時中の静岡で何があったのかを知り、戦争を身近に感じることが、平和を考えるうえでの第一歩となるからだ。

 悲惨な戦争を記憶にとどめ、二度とあのような愚挙を繰り返さないことが、われわれ若い世代の使命かつ責任であるということを忘れてはならない。

◇戦争体験者の声 ◇著者紹介 ◇特別インタビュー   ◇原氏コメント

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